夢ビジョン2020オープンセッション:霞が関で私の未来をブレストする!:第3回

東京オリンピック・パラリンピックをパブリック・ディプロマシーの視点から考える

概要

  • 2014年7月3日(木) 19:00~20:30
  • 会場:文部科学省情報ひろばラウンジ(毎月1回程度ここで開催予定。)
  • 参加無料
  • 定員:50名(要・事前申込み。当日、立見の場合は入場可)
  • 主催:3_2_1_0 + 文部科学省夢ビジョン勉強会
  • 事前申込:vision2020@mext.go.jpまで、お名前、所属先、人数をお知らせ下さい。
  • *お問合わせ:文部科学省大臣官房政策課評価室  tel.03-6734-3037  vision2020@mext.go.jp

夢ビジョン2020 ~徹底的に「みんなの夢」を語ろう~:文部科学省

2020年に開催が決まったオリンピック・パラリンピックは、日本に対する国際的な存在感・プレゼンスを世界に示す最良のプログラムです。そして、目の前のことに忙殺されがちな日常生活から離れ、長期的な視点でこの国の将来を考える貴重な機会であり、課題先進国である日本として、成熟社会のあり方を熟考し、実行し、世界に示していく好機でもあります。

では、この絶好の機会に、日本は世界に何を伝えるべきか。世界にどのような日本を魅せるべきか。このことが2020年を考える際に、最も問われることではないでしょうか。そして、留意すべきことは、自明なことですがオリンピックのオーディエンスは外国人であることを踏まえることです。

内なる改革・構築と、外への発信が同時に必要であり、どのように発信するかに応じて、内なる改革の中身を考えていく視点も必要です。また、情報発信の手法としても従来のような国対国のレベルではなく、相手国の市民に直接働きかけ理解を促進する外交活動「市民外交」や「広報外交」、すなわち「パブリック・ディプロマシー」への期待や関心が最近はにわかに高まっています。

このセッションでは、2020年に向けた日本の国際コミュニケーションのあり方に関して、3人のゲストをお招きしてオープンなディスカッションを繰り広げます。

登壇者
  • 加治慶光(アクセンチュア株式会社チーフ・マーケティング・イノベーター/文部科学省参
    与) 

    顔写真富士銀行、広告会社を経てケロッグ経営大学院にてMBA修了。日本コカ・コーラにてコカ・コーラ、ジョージア等担当。タイム・ワーナーにて映画宣伝部長として、「マトリックス」、「A.I.」等の作品を手がける。ソニー・ピクチャーズ移籍後バイス・プレジデントマーケティング統括として「スパイダーマン」、テレビアニメ「鉄腕アトム」などに関わる。その後、日産自動車にて高級車担当マーケティング・ダイレクターとしてシーマ、フーガ、ティアナ、ティーダ、スカイライン、NISSAN GT-R等の市場戦略構築・実施を指揮後、関連会社オーテックに出向海外事業部部長に。米、欧、亜における海外事業戦略構築・実施を担当。後2016東京オリンピック・パラリンピック招致委員会にエグゼクティブ・ディレクターとして出向、帰任しゼロエミッション事業本部主管兼グローバルマーケティング本部主管として、Nissan LEAF世界導入に参画。2011年より内閣官房官邸国際広報室参事官として、震災対応、ソーシャルメディア、2020東京オリンピック・パラリンピック招致、ダボス会議等を担当。本年2月より現職。ケロッグクラブオブジャパン会長。グロービス・パートナーファカルティ。

  • 池田武央(英国デザインコンサルティング会社シーモアパウエル デザインストラテジスト)

    顔写真北欧フィンランド・アアルト大学大学院にて、ストラテジーデザインの修士課程終了後、2007年英国のデザインコンサルティング会社シーモアパウエルに入社。プロダクトデザイナー、シニアデザイナーを経て現職。過去十数年間欧州で生活をしながら、世界各国のクライアント、そして日本の大手企業及び中小企業と、欧州トレンド調査、商品開発、製品デザイン、ブランド戦略など、多種多様なプロジェクトにおける協業を経験。今後も欧州を拠点とする日本人として日常生活の品質追求を意味する「生活文化」をキーワードに、日本との各種プロジェクトへ従事していく。『日本の技術を世界市場へ』(東京ミッドタウン・デザインハブ 国際セミナー、2013年)、『経済産業省デザイン思考活用促進検討委員会 ゲストプレゼンター』(2013年)、『欧州とデザインとビジネスと』(GQ JAPANオンラインにて連載中、2014年)等。

  • 斉藤卓也(文部科学省大臣官房政策課評価室長/夢ビジョン2020実現プロジェクトチーム
    副リーダー)

    顔写真1971年神奈川県横浜生まれ。東京大学工学部電気工学科卒業後、科学技術庁入庁。原子力研究、ライフ
    サイエンス、基礎研究振興、研究開発予算、科学技術政策の戦略づくりなどに携わる。原子力安全委員
    会出向、米カリフォルニア大学留学、在オーストラリア日本大使館一等書記官なども経験。2013年東京
    大学EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)修了。「夢ビジョン2020」には検討当初
    (2013年9月)から携わっている。

モデレーター
  • 矢島進二(公益財団法人日本デザイン振興会/3_2_1_0)

    顔写真1962年東京都中野生まれ。日本大学法学部新聞学科卒業後、食品・雑貨関連企業を経て、1991年に現職の財団に転職。グッドデザイン賞をはじめとするデザインプロモーション業務に従事。九州大学芸術工学府「デザイン産業事情論」、東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程「デザインマネージメント論」 非常勤講師。

夢ビジョン2020とは

これからのカッケー未来を探求するクリエイティブ・プラットフォーム「3_2_1_0」と、夢ビジョン2020を掲げる文部科学省が協働して、オープンセッションを始動!
未来に向けて語り合う、だけじゃない、実践のための場づくりを目指します。

2020年「オリンピック・パラリンピック」東京開催の決定。夏季オリンピックの日本での開催は1964年東京以来二度目となり、2013年を代表する明るいニュースとなりました。

しかし、現在の私たちの社会はその恩恵による経済効果などの明るい要素とは裏腹に、多くの問題を抱えています。少子化・人口減少、高齢化、自然災害、福島原発事故、国際紛争、産業や生活環境の急激な変化、文化・技術継承など、それらの課題を乗り越えるには、社会の構造やシステムを大きく変える必要に迫られています。それは、さまざまな選択肢を実践し得るチャンスでもあります。

2020年は誰にも訪れます。同じく2030年、2100年も自分がその瞬間に立ち会えなくとも間違いなくやってきます。そんな自分たちの未来がどうあって欲しいか、考えたり実践するためのオープンな場をつくりたいと思います。

その第1歩としてスタートする「オープンセッション」。毎回、テーマと深く関わり活動している有識者や、専門家をお招きし、彼らからの問題意識や具体的な提案をもとに、オープンにそして深く議論します。
私たち一人一人が自分のこととして気づき、知り、話し合い、実践していくための場にしていきます。

  • 3_2_1_0 + 文部科学省夢ビジョン勉強会
  • 毎月1回程度、「文部科学省情報ひろばラウンジ」にて開催。
  • 住所:〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2(所在地:文部科学省ウェブサイト
  • 参加無料(要・事前申込)


3_2_1_0

これからのカッケー未来を探求し、シェアする創造プラットフォーム。2011年初め、有志の勉強会から活動を開始。デザイン、建築、アート、写真、法律、などさまざまな分野のメンバーが集い、オープンな勉強会やイベント、商品開発などを行っています。
自分達が格好良いと思う方向に、世の中をゆるやかに変えて行く。一人ではなかなか始められないこともあるので、それを加速する仲間達を増やしてゆけるプラットフォームを目指しています。

主な活動歴:
  • 2013年11月:Tokyo 2020 オープンセッション U40編 powered by 3_2_1_0(代官山蔦屋書店)
  • 2013年6月:『今年の秋のデザインウィークどうするの? -気になるならみんなで話そうよ-』(東京ミッドタウン リエゾンセンター)
  • 2011年10月:おむす日!! by 3_2_1_0(東京ミッドタウン リエゾンセンター)
  • 2011〜より、植物×LED照明=PLANT PLAYER開発中
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