夢ビジョン2020オープンセッション:第5回
代官山で私の未来をブレストする! ~着物でお出迎え~
- 第4回『これからの教育は?何を、誰が、どうやって?地域とグローバル社会の間で考える』の内容はこちら
- 第3回『東京オリンピック・パラリンピックをパブリック・ディプロマシーの視点から考える』の内容はこちら
- 第2回『人口減少時代を希望に変える鬼(地域性)と金棒(創造性)』の内容はこちら
- 第1回『工芸、文化、産業、テクノロジー そしてこれからのものづくりとは』の内容はこちら
概要
- 2014年11月1日(土) 19:00~21:00
- 会場:代官山蔦屋書店 T-SITE 2階
- 参加無料
- 定員:約70名(要・事前申込み。当日、立見の場合は入場可)
- 主催:3_2_1_0 + 文部科学省夢ビジョン勉強会
- 事前申込:http://peatix.com/event/58281/view
当日の様子が下記にまとめられています。書記は3_2_1_0 メンバーの小川さん。
http://matome.naver.jp/m/odai/2141489619082586701
夢ビジョン2020 ~徹底的に「みんなの夢」を語ろう~:文部科学省
皆さんは着物に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
綺麗、値段が高い、結婚式や成人式の場でしか着ない・・・など、人それぞれかと思います。実際に着ようと思うと敷居が高く、何となく素通りしてしまう人も多いのではないでしょうか。
着物の需要が減少し、伝統技術を引き継ぐ後継者がいなくなる危険性が問題視されている現在、私たちは着物とどう向き合っていけば良いのでしょうか。
日本文化としての着物、伝統工芸としての着物、ファッションとしての着物、着物には様々な可能性が秘められています。
これからの着物はどうあるべきか、売り手、作家、研究者と異なる立場で着物と関わっている方をゲストにお招きし、オープンなディスカッションを繰り広げます。
2020年東京でオリンピック・パラリンピックの開催が決定しました。
世界中からやって来るお客様を着物でお出迎えするのも、ひとつの“おもてなし”。
着物に興味のある方、これを機に着物デビューしてみませんか?
- 登壇者
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- 齋藤 喜夫(さいとう・よしお|株式会社しんす 代表取締役)
1958年、東京都出身。ビジネス専門学校を卒業後、映像制作会社に入社、CM、イベント映像、記録映画等をプロデュース。その後企画会社で食品メーカーとのタイアップによる特定保健用食品、機能性食品等の商品をプロモート。呉服業界に転身して15年、日本の伝統文化に魅せられ、またその一方で衰退の危機を痛感。7年前に起業、現在株式会社しんすの代表取締役。
- シーラ クリフ(十文字学園女子大学短期大学部表現文化学科 教授)
1985年 来日、着物に惚れ込み、独学で勉強始める。
1992年 鈴屋着物学院で着付師、着付け教師3級を習得
2002年 (財)民族衣装文化普及協会から「着物文化普及賞」を受賞
2013年 イギリス、リーズ大学で博士を習得
Revisiting Fashion and Tradition Through the Kimono」
現在十文字学園女子大学短期大学部表現文化学科教授 - 高橋 理子(たかはし・ひろこ|高橋理子株式会社 代表取締役)
1977年生まれ。アーティスト/高橋理子株式会社 代表取締役。
2006年、株式会社ヒロコレッジ(現 高橋理子株式会社)を設立。
2008年、東京藝術大学大学院博士課程修了。博士号(美術)取得。
円と直線のみで表現される図柄を特徴とする。
身近に存在する固定観念を覆し、思いを巡らせるきっかけ生み出すことを目的とした、幅広い表現活動を行なっている。 - 生井 加代子(なまい・かよこ|小藤会)
1983年頃より着付けに興味を持ち、「楽に、崩れず、早く」を目標に25年余り勉強をし、2008年に「小藤会」を立ち上げる。2011年に厚生省認定1級技能士を取得。
更に着物研究所「帯の会」に席を置き、着付師として「花嫁、留袖、振袖、TV用」等の着付け活動をしている。
2013年10月NPO主催のイベントにてハノイ大学で学生に着物の良さを体験してもらう。
2014年5月ベトナムのフエにて「アジアフェスティバル」に参加。
日本の花嫁姿をアジアの各国の人々に知って、見て、感じて頂く。日本女性の着物離れをなくし、より多くの方に着ていただこうと活動中。
- 齋藤 喜夫(さいとう・よしお|株式会社しんす 代表取締役)
- モデレーター
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- 柳 世莉(やなぎ・せり|文化庁文化財部伝統文化課/夢ビジョン2020実現プロジェクトチーム)
2004年恵泉女学園大学日本文化学科に入学。
2008年同大学大学院に進学し、在学中に博物館学芸員の資格を取得。
2010年東京国立博物館学芸企画部博物館情報課情報資料室のアルバイト職員として勤務した後、同博物館の学芸研究部列品管理課貸与特別観覧室の非常勤職員となる。
2014年非常勤職員として、文化庁に就職。文化財保護調整室で普及指導係を担当。 - 松尾 伴大(まつお・ばんだい|3_2_1_0)
- 柳 世莉(やなぎ・せり|文化庁文化財部伝統文化課/夢ビジョン2020実現プロジェクトチーム)
夢ビジョン2020とは
これからのカッケー未来を探求するクリエイティブ・プラットフォーム「3_2_1_0」と、夢ビジョン2020を掲げる文部科学省が協働して、オープンセッションを始動!
未来に向けて語り合う、だけじゃない、実践のための場づくりを目指します。
2020年「オリンピック・パラリンピック」東京開催の決定。夏季オリンピックの日本での開催は1964年東京以来二度目となり、2013年を代表する明るいニュースとなりました。
しかし、現在の私たちの社会はその恩恵による経済効果などの明るい要素とは裏腹に、多くの問題を抱えています。少子化・人口減少、高齢化、自然災害、福島原発事故、国際紛争、産業や生活環境の急激な変化、文化・技術継承など、それらの課題を乗り越えるには、社会の構造やシステムを大きく変える必要に迫られています。それは、さまざまな選択肢を実践し得るチャンスでもあります。
2020年は誰にも訪れます。同じく2030年、2100年も自分がその瞬間に立ち会えなくとも間違いなくやってきます。そんな自分たちの未来がどうあって欲しいか、考えたり実践するためのオープンな場をつくりたいと思います。
その第1歩としてスタートする「オープンセッション」。毎回、テーマと深く関わり活動している有識者や、専門家をお招きし、彼らからの問題意識や具体的な提案をもとに、オープンにそして深く議論します。
私たち一人一人が自分のこととして気づき、知り、話し合い、実践していくための場にしていきます。
- 3_2_1_0 + 文部科学省夢ビジョン勉強会
- 毎月1回程度、「文部科学省情報ひろばラウンジ」にて開催。
- 住所:〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2(所在地:文部科学省ウェブサイト)
- 参加無料(要・事前申込)
3_2_1_0
これからのカッケー未来を探求し、シェアする創造プラットフォーム。2011年初め、有志の勉強会から活動を開始。デザイン、建築、アート、写真、法律、などさまざまな分野のメンバーが集い、オープンな勉強会やイベント、商品開発などを行っています。
自分達が格好良いと思う方向に、世の中をゆるやかに変えて行く。一人ではなかなか始められないこともあるので、それを加速する仲間達を増やしてゆけるプラットフォームを目指しています。
- 主な活動歴:
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- 2013年11月:Tokyo 2020 オープンセッション U40編 powered by 3_2_1_0(代官山蔦屋書店)
- 2013年6月:『今年の秋のデザインウィークどうするの? -気になるならみんなで話そうよ-』(東京ミッドタウン リエゾンセンター)
- 2011年10月:おむす日!! by 3_2_1_0(東京ミッドタウン リエゾンセンター)
- 2011〜より、植物×LED照明=PLANT PLAYER開発中
- ウェブサイト: